コーチングを受けていて、事実は変えられなくても自分の解釈が変わると大きく動き方が変わるということがある。 これは自分自身にも当てはまるし他の人と会話をする時にもそうだと思う。 そう思うと、解釈は今後一つ重要なポイントになってくるので興味を持った。
読んでみて感じたこと
積極的受け身
著者が先輩から言われた一言らしい。これをみた時にすごく自分に当てはまるなと思った。
色々とやっている方なのですごくアクティブな人に見られがちなんだけど、実は他の人がよく誘ってくれてそれに乗っているだけだったりする。 何かに誘われた時に迷ったらとりあえず行ったり試してみるようにしているので、結構呼べば来るやつみたいなキャラになっていると思う。 そのおかげで色々と声をかけてもらえることがあり、新しいことに挑戦する機会が増えている。 色々やっていて積極的なようだけど、実は他の人からの声かけに対する反応をしているという意味でそこは受け身。
そうなるとそもそも人から誘われないと何もできないのかという話になるが、それがそうでもない。 本当にやりたいと思ったことは自分からやるし、本当にやりたくないことはやらない。 でもどっちでもないような中間の方が多くて、そこら辺が積極的受け身になっている。
とか書いていて思ったけど、みんな自分で決めたと思っていても、どこかから強く影響を強く受けているのだと思う。
問いの重要性
読んでいてこれをすごく感じた。 事実に対して自分がどんな解釈をするか?という話なのだが、問いを変えることでその解釈を変えることをできる。 ネガティブに捉えがちな事実があったとしても、ポジティブにつながるような問いかけや接続詞を繋げて考えると、自然と捉え方が良くなるように感じた。
物事の捉え方が変わるとそれに基づく行動も変わる。その出発点が問いなどの言葉であって、最近言葉の重要性をすごく感じている。 自分や対話をしている相手が、現状の解釈とは違った目線でその物事を考えられるようにするためには、どんな問いが必要だろうか。とか今後はたくさん考えていくことになるのだろうなと思った。
良いと思った解釈
いくつか紹介されていた内容で良いなと思ったものがあった。
心の葛藤 → 心の成長痛. 葛藤というと迷って抜け出せないようなイメージだが、成長痛というとこれを乗り越えたときに成長できそうなポジティブなイメージをもてる。 ポジティブに考えられる方がその問題にも向き合っていける気がしていて、迷っている人に自然と良い捉え方をできるような言葉をかけられるようになりたい。
挫折は別れ道. 挫折というと進もうと思っていた道に進めなくなったネガティブな印象。 挫折はやりたいと思っていたことを諦めた悪い変化ではなくて、今まで進もうと思っていた道以外にも進める道があることに気がついたタイミングなのかもしれない。 正直どっちにすすんでもその先がどうなっているかなんてわからないんだから、新しい道に進んでみてもいいんじゃない?と思えたら、もしかしたら捉え方が変わるのかもしれない。
解釈をいきなり変えようと思うのは難しいけど、まずは使う言葉を変えてみるということはできそう。 ちょっと無理矢理にでも一度ポジティブな解釈ができるように言い換えてみるのは良さそう。
自分の方向性
とある学生が書いた自分の being についての内容。これすごく共感できたし自分もこれにしようと思った。笑
「すき」「やりたい」に素直でいたい
やっぱり doing よりも being の方が考えていて自分はしっくりくる。 自分が好きなこととかやりたいと思ったことに対して言い訳をしたくないし、いくつになっても挑戦したいと思っている。 その being を表したシンプルな言葉だと思った。