bunty's blog

ググったこととか勉強したことのメモ

「世界を無視しない大人になるために 僕がアフリカで見た「本当の」国際支援」を読んだ

自分が知らない世界のことを知るということが好きでいろいろな種類の本を読んでいる。 国際協力に携わる人が書いた本を読んだことがなく、また海外の貧困や戦争の問題など、あまり詳しくない領域だと思ったので読んでみた。

世界を無視しない大人になるために 僕がアフリカで見た「本当の」国際支援

あくまで自分が思ったことを書くだけ。実際のアフリカの話は本を読んでもらうか、著者はYoutubeもやっているので、そちらを確認してもらうのが良いと思う。

www.youtube.com

読んでみて思ったこと

脱走しようとして捕まり、鞭で200回叩かれるという話が出てきたり、日本にいると漫画のなかの世界のようなことが他の地域では普通に行われていた。 どの話を聞いても日本ではもちろん考えられないことだし、やはり別世界の話に感じてしまった。それだけ自分に知識がないと言うことの裏返しなのだと思う。

ただそれを全て別世界の話として終わらせないようにするためにこの本が書かれたのだろうと思ったし、伝えることの重要性についても書かれていたので、大したことはかけないけど、少しメモとして残しておいた。

話は変わるが途上国に行ったあと、日本に帰ってきてそのギャップに苦しむ人がいるそう。 自分もフィリピンに語学留学に行ったことがあり、その際にかなり現地の貧困は見てきた。確かに現地で見た時はかなりショックを受けることはあったが、幸い日本に帰ってきたときに何かメンタルに不調をきたすことはなかった。 単純に自分がそういうやつなだけかもしれないし、見てきたものが違うからかもしれない。これからもおそらく色々と海外に行くだろうから、自分の身にも起こり得ることだと思っておこう。自分がそうじゃなかったからといって、他の人も同様だと考えないようにしようと思った。

良いなと思ったこと

読んでいてすごく見習いたいなと思ったところがあった。 著者がインターンを始めるときの考え方として、下記のような記述があった。

しかし僕は、これまでも、そしてこの時も、自分が「やりたい」「やるべきだ」と感じたことには、真正面から素直に向き合おうとしてきた。そして、その時に考えるべきは、「やる」「やらない」の二択ではなく、「どのようにしてやるか」という問い。

冷静になって考えれば考えるほどやらない理由が増えていってしまうからこそ、やる前提で自分に問いかけるというのはすごく良い思った。 ちょうど前回受けたコーチングの内容がここら辺のことだった。 どうしても新しいことに挑戦をしようとした時に自分でブレーキをかけようとしてしまうので、どうしたらブレーキをかけずに挑戦できるだろうか?と言うことを話していた。 もともとこの考え方で取り組めていたようなので、そこはすごく見習いたいと思った。

「熱い心と、冷たい頭を持て」

国連難民高等弁務官を務めた、緒方貞子さんという方の言葉らしい。 自分は国際協力に関わっていないけれでも、この言葉はビジネスの世界でも同じだと思ったし、私生活でも同じなのではないかと思った。

自分が何かをやろうと思った時や他の人も動かそうと思った時に必ず熱い心は必要になる。人間最終的な判断に感情は大きく関わると思っているので、理屈だけでは動かないと思っている。 ただ、何かをやるときに気持ちだけではやっていけない。例えばビジネスの世界ではどうやってお金を稼いでいくのかの戦略のようなものは必要になるし、結婚をするにしてもお金が足りるのかなど冷静に考えることは必要になる。

机に向かって仕事をしていると、正直何のためにやっているのか分かりにくくなってくるので、定期的に現場に出ることは重要だと思っている。 それが自分にとっては、熱い心を持ったまま冷たく頭を動かすためと言える。 自分が大事に考えていたことをうまく言語化してくれている言葉だと思えた。

ハイパーハードボイルドグルメリポート

この本との関わりは全くないけど、貧困地域繋がりで思い出した。笑

いわゆるやばい地域に行って、そこにいる人たちがどんなものを食べているのかのリポートで、アフリカの元少年兵やゴミの山に住んでいる人たちに話を聞きに行ったりしてる。 もし現地の貧困について興味がある場合には、違った角度から見れると思う。

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