bunty's blog

ググったこととか勉強したことのメモ

「特殊清掃 死体と向き合った男の20年の記録」を読んだ

孤独死した現場などを清掃する仕事をしている人の話。もともとブログを書いていたものが本になったようです。

「特殊清掃」とは、遺体痕処理から不用品撤去・遺品処理・ゴミ部屋清掃・消臭・消毒・害虫駆除まで行う作業のこと。通常の清掃業者では対応できない特殊な清掃業務をメインに活動している。 孤立死や自殺が増え続ける、この時代。その凄惨な現場の後始末をするなかで著者が見た「死」と、その向こう側に見えてくる「生」のさまざまな形は、読者を不思議な感動に誘う。

自殺をしたり孤独死をした人の部屋に行った際の描写が描かれているのですが、特に写真は出てこないのでグロテスクに感じることはありませんでした。 おそらく見た目も匂いも本で伝わる何百倍もあるのだと思いますが、できればそれは味わいたくないですね。

よく死んだらあの世に何も持っていけないとか言ったりしますが、死んだ後にこんだけぐちゃぐちゃになる人たちの話を聞くとほんとそうだよなと思います。 できれば孤独死はしたくないし周りの人にもされたくないですね。

また、遺族が故人と別れる現場でよく使われる言葉が「ありがとう」「ごめんなさい」だったそうです。 これはなんとなく想像はできるけど、やっぱり自分もちゃんと普段から言える人でありたいと思います。 死について考える機会はあまり多くないのですが、本などを通じて考えられるのは良い機会ですね。 
ちょっと気になって求人を見てみた。笑 月給が 25 万 ~ 50 万で極端に安くもないし高くもないという印象。

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