bunty's blog

ググったこととか勉強したことのメモ

「対話型ファシリテーションの手ほどき」を読んだ

読んだの結構前ですが、今更ながらメモとして残しておきます。表紙に書いてある「なぜ?と聞かない質問術」という表現に興味を持ちました。100 ページくらいの薄い本なのですぐに読めます。

対話型ファシリテーションとは、NPO法人ムラのミライが、国際協力の現場で使える実践的なファシリテーション手法として開発した課題発見・解決のための対話術です。この本では、その対話術の初歩を、身近な事例を中心にわかりやすく解説しました。 以下のような悩みを解決したい方にオススメです。 -相手の悩みを解決するのを手伝ってあげたいけれど、どうしてよいのかわからない・・ -相手のことを知りたくていろいろ聞くけれど、本音を語ってくれていないと感じる・・ -問題について話し合っても、話が上滑りしてしまう・・・

読んだ感想

初めの方にこの説明がされていました。確かになんでそうしたの?とか面接でなぜですか?と聞かれると、相手が納得できそうな正当化できそうな理由を述べるな感じます。

「なぜ?どうして?」と聞きたくなったら、それを一度飲み込んで「いつ?」「どこで?」という質問に置き換えて質問すべし


そう、私たちは、「なぜ?」と聞かれるとつい「言い訳」をするようにできているのです。

事実と解釈を分ける

人は自分が見たいように世界を見ているとどこかで聞いたことがあります。 when/where/who などを使って事実を聞いていくことで、相手自身事実を正しく理解できるため、事実と解釈のずれに気がつくことができるんだろうなと読んでいて感じました。

何を質問しようか迷った時にも使いやすい

実際に何から聞くと良いのだろうかと迷ったことがあったのですが、その際に1つ1つ事実を確認していったことがありました。 難しい質問をする必要もなく、ただ事実を聞いていけば良いのでシチュエーションによってはすごく使いやすかったです。

相手の解釈を聞いてもその解釈は変わらないですが、事実を正しく認識してもらうために事実を聞いていくことで相手の解釈が変わることもあるんだなと感じました。

読んでみて変わったこと

まず「なぜ?」という質問は一切しなくなりました。過剰に意識しすぎているかもしれませんが、まずは他のものに置き換えられています。 英会話の時間ですら事実ベースの質問を組み合わせるということができていて、その時には思ったよりも身についているなと思いました。