bunty's blog

ググったこととか勉強したことのメモ

「マンガでやさしくわかるコーチング」を読んだ

以前読んだことがあったが、そろそろコーチング周りの本も読んでみようかと思い読み進めました。

前回読んでからの変化

前回読んだ時は読みやすい本でわかりやすいなくらいにしか思っていなかったけど、今回読んでみてより良い本だなと思うようになりました。 前回読んでから今回読むまでの間に色々としてきたのでその変化も大きいのかもしれないです。

やはり自分でもコーチングを受け始めたことが大きい気がしていて、本に記載されている知識と自分の経験が結びつくような感覚があります。 あの時の質問はこういうことか!というような感覚が何度かあり、やはりちゃんと経験をしてみることの重要性を感じます。

いくつか読んで思ったことをメモとして残しておきます。

好奇心と可能性について

クライアントに好奇心を持ち続ける必要があるという話が出てきて、ものすごく重要なことだと思いました。

好奇心はクライアントのことをもっと知りたいと思うこと

本当に好奇心を持ちなぜそう思うのか、どのような経験からそのように考えるのかなど考えるようになります。 そうすることで自然と相手の話を聞くようになるので、傾聴もできるようになると思います。 興味がない話をされたときに傾聴するのは正直大変な気がしてますが、相手の話ではなく相手に対して興味を思って話を聞くことで傾聴ができるようになるのかも。 これは傾聴のテクニック以前に必要なスタンスの問題ですかね。

逆に相手に好奇心がなく矢印が自分に向いている場合は難しいです。自分が相手にどう思われるかを気にしたり、自分をどう見せるかということになってしまいます。 初めましての人と話すときに、自分は少しこの傾向があると思ったので、これは気をつける必要があります。 好奇心は結構ある方だと思うので、もしかしたらここはすごく武器になるかもしれないです。

これとセットで、相手の可能性を信じるということが大事だと感じました。 そもそもできないことをやろうとしている人に興味を持つということが難しい気がします。持ったとしても「なんでそんな無謀なことをやろうとしているんだろう?」というマイナスに働く好奇心な気がしています。 可能性を信じていれば「なんでできるのにやらないんだろう?」と行動を後押しするためのコミュニケーションを取れます。 まずは相手の可能性を信じるということが重要。

じゃあどうしたら相手の可能性を信じることができるのだろうかと考えました。 たくさんのクライアントと話して多くのケースを見るということはあると思います。 ただ自分自身が何か壁を乗り越える経験だったり、目標に向かって変化するというクライアント側のような経験をしておくのが大事だと思っています。 自分がクライアントよりも何かで結果を出している必要はないですが、抽象化させたときに同様のことを経験しているということが重要。 また、それがないと本当に変わろうとしているクライアントとの関係性は築けないと思います。

話がとっちらかった。笑

要望と確認のスキルについて

コーチがクライアントにやることを提案した際に、相手の返答を「はい」「いいえ」「逆提案」の3つのどれかで返してもらうという手法が紹介されていました。 ちゃんと選択肢を提示しているのと、何か提案をした際にうやむやになって終わらないようにできます。 また、「いいえ」と「逆提案」が提示されている状態で、クライアントが「はい」を選ぶということは本人としてもやらねばと思えますよね。

このやると言ったことに対して、何を、いつまでに、結果をどうやって伝えるかということを質問をして明確にしていくのか。

仕事の中で色々と話を聞いて問いを投げかけることはたくさんあったし、何かを提案することもありました。 ただ話が流れてしまったりうやむやになってしまうこともあれば、相手がやるとは言ったものの、その後どうなったのかわからないということも多くありました。 コーチとクライアントの関係性でなくても、相手の行動を後押しするために使えるスキルだと思いました。

おわりに

コーチングの学習の入り口としてはとてもわかりやすい本だったと思います。 普段の仕事の中でも使えるスキルも多く、自分へ問いかける言葉も変えることができるためもっと勉強したいです。 次はもう少し詳細が書かれた本を読んでみます。