bunty's blog

ググったこととか勉強したことのメモ

2022 年の振り返りと 2023 年

年末なのでだらだらと振り返りを書いてみる。ちょうど去年にも同じような記事を書いてたのでそこも合わせて考えてみよう。

今年やりたいと思っていたことの振り返り

去年の振り返りで今年やりたいことはそれぞれ下記のようになっていた。

dhate.hatenablog.com

・健康を意識した 1 年にする
スクラムコーチングの勉強
・コードを書く
・長年やろうと思ってやれてないことをやる

健康を意識した 1 年にする

キックボクシングを途中までやっていたのとマラソンも始めた。今年初めてハーフマラソンに出たのと、前職の人と来年は一緒に駅伝に参加することが決まったりと、継続的に運動ができたなと思った。 ちゃんとしたランニングシューズも買ったし、来年もマラソンは継続できそうだ。

あとは料理も結構するようになって、かなり食事も気をつけるようになってきた。これも楽しくできているので、健康に関しては良さそう。

スクラムコーチングの勉強

スクラムに関しては資格を取ってみた。去年ちょうどスクラム熱が高まっていたが、今となってはそこまでではないので、最低限知識を入れたなという印象。

コーチングは思ったより勉強しなかったけど、思ったよりできるようになっている。 この思ったよりってのは、元々プロコーチになろうかと思っていたが、実際に説明会に参加するなどしてやはり今ではないかなと思ったのでやらなかったことがある。 ただ本を読んだり、仕事の中でもコーチングの勉強会や練習をする機会があり、学ぶ機会は多かったように思う。

これで思ったけど、年始に何をやるか?を考えても1年間の間に変わるのでそこまで意味はないなと思った。

コードを書く

前半はとても良かったなぁという印象。特に仕事で新規の開発があったことで、技術選定からまるっとやってモダンな環境で開発ができた。 仕事の中でたくさん調べて良いものを使っていくということもそうだし、自分が興味を持って触ってみて、良かったらから仕事に取り入れるということもできている。

後半は思ったよりも事業が伸びず、当初考えていたような感じにはならなかった。コードを書くだけではなく、新しい事業の検証だったり、既存プロダクトのリファクタリングなどが多くなった。 新しい技術を触る機会が減ってしまい、そこに対する不安というか自分で書くようにしないとなという気持ちはある。

長年やろうと思ってやれてないことをやる

セブとか台湾、韓国あたりに 1 ヶ月いって、そっちから仕事ができたら良いなと思ってる

今年は韓国とセブに行った。韓国は 5 日くらいだったけど、平日あちらから仕事しつつ観光をしたので、初めて海外からリモートワークができた。 その後セブに1ヶ月ほど滞在して、がっつりとあっちからリモートワークをしてみた。 海外から仕事をすることへのハードルは自分の中でなくなったし、今までやれたら良いなと思っていたことができたのは良かった。

そのほかの振り返り

去年のブログに書いていないことで振り返ってみる。 今年を振り返ってみて良かったなと思うのが「意思決定」と「目標設定」の 2 つ。

意思決定に関しては、長年後回しにしていたことをやったぞってこともそうだし、12 月にはオランダに移住することを決めて動き始めた。 実はちょっと前から考えていたことではあるが、それが明確に決まったのが今月だったので、かなり大きな変化があった 1 ヶ月だった。

目標設定に関しては、会社の OKR とは別で自分のプライベートでも OKR を導入するようになった。 3ヶ月単位で何に注力をするか考えていくが、目標があったらからこそ行動がいくつも変わっていった。仕事の中で立てた OKR も、みんなに自分の OKR 良いから参考にしてねって言えるくらいに良いものだった。 今年よかったことの1つ1つの背景には、目標設定があったからこそできたものも多い。自分なら良い目標を立てられるし、良い目標があれば行動も変わるなと思えているのが良い状態に思う。

2023 年

住む環境も変わる予定で、おそらく人生で1番変化のある年になるので、具体的に何をやるか?はあまり考えないことにする。まだ住めるかもわからないし、行ってみないとわからないので。

今年の経験から感じることとして、コーチングを学んですごく良かったなと思っていて、コーチとしての考え方やマインドのようなものが自分の行動にも現れている。 自分自身の可能性を信じるとか、できない理由ではなくどうしたらできる?を自然と考えるようになっていることが、良い意思決定にも繋がっているように思う。

具体的に何をやっているかわからないが、2023 年は自分の可能性を最大限広げる年にしたい。自分で勝手に制約をかけないようにしたいし、できない理由を考えたり難しく考えすぎないようにしたい。

英語もプログラミングも簡単なものを早くできるようにすることが結構大事だなと思う

今セブに来ていて仕事しながらちょっと英語の勉強をしている。英会話のレッスンに比べて咄嗟に質問されたり想定していないことが聞かれたりすることがあるので、うまく言葉が出てこないなと思うことが多々出てきた。 特にマスクもしているし他の音も聞こえる中ではリスニングに苦戦している。

そんなこともある中で、まずは簡単な文章が確実に話せること。そしてそれを素早く組み立てられることが大事だなとつくづく思う。 もちろん使うシーンによっては専門用語が必要だったり難しい単語を使う必要もあるが、基本的な会話は簡単な単語で簡単な文章の組み合わせて成り立つことが多いと思う。

プログラミングをやっていても、機能開発の際に大きな塊から分解してチケットにしたり、そのチケットをさらに分解して対応したものをコミットしたりする。 分解する力はそれはそれで必要なんだけど、大きな問題から小さな問題の集まりにしていった際に、いかに簡単なものを素早く解けるかで実装スピードが大きく変わると思う。

ここら辺はどちらにも通じるものだなとふと思った。まずは小さなものを素早く扱えるようにしていこう。

セブに 1 ヶ月滞在してリモートワークをしてみることにした

何をやっているのか

今月から 1 ヶ月セブに滞在して、こっちから仕事をしてみることにした。とりあえず最初に 3 週間は IT パークに Airbnb で部屋を借りていて、そのあとはラプラプの方に行って 1 週間ホテル暮らしにしようかなと思っている。

部屋の WIFI もちゃんとしているけど、平日はフルタイムで仕事があるのでコワーキングスペースも借りている。

なんでやっているのか

もともと、海外住んだりもっと旅行したいなと思っていたのだけど、そろそろその考えをより実現させていこうと思い始めたのがきっかけ。 留学以外に数ヶ月単位で滞在したことがないのでやってみたいと思っていて、まずは1番自分にとってハードルが低いことから始めてみようと思ってセブにした。

前に 3 ヶ月滞在していたことがあるのと、友達もいるので気持ち的には楽というかハードルが低い。安いしね。

あとは今までセブに来たのは社員旅行と留学の 2 回だけで、どちらもかなり特殊な状況ではあるので、今回普通に現地で生活するだけでも楽しめるのかなということがちょっと気になっていた。

何ができると良さそうか

1番はこっちにいる友達に 4 年ぶり?くらいに会いたいなと思っている。それ以外は絶対これがやりたいということがあるわけではないが、自分の中で海外に長く滞在することのハードルを下げたいなと。

何ができるとハードルが下がるのだろうか?と考えると、何事も頑張りすぎないことかなと思う。 仕事しすぎて時間取られても海外に来た意味ないなって思うだろうし、英語の勉強がんばろうと思いすぎても良くないなと。ちゃんと話せなくても楽しめる経験があった方がハードルは下がるよね。

あとは個人的に1番思うのは、自分のペースで観光したり遊びに行ったりすること。 もともと毎週外に出て観光するのは苦痛で、留学してた時も予定ないけど遊びの誘いをめっちゃ断っていた。笑

他の旅行付きの人に比べるとそこの感覚が違うなと思うことは多くて、適度に楽しみたい。普通にカフェでゆっくり本読んだりしてたい。 なのでせっかく来たから〇〇しなきゃって思うのが1番自分にとっては良くなくて、今の自分が行きたいと思えばいくしそうでなければ行かない、自分が苦痛にならない範囲で楽しみながら生活をするということが大事なんだなと思う。

学習効果を LTV の観点から考える

ちょうどこの前読んだ本の中で LTV の説明がされていて、それを読んでいるときに英語学習など、何かを学ぶときも同じように考えられるなと思った。
LTV 自体は「購入単価×購入回数×継続期間」とかで求められる。  

よく英語の勉強をするときにこんなことを考えることがある。
・継続って大事だよな
・勉強時間を増やしたいな
・学習効率を増やしたいな

これって LTV と似てるなと思って当てはめてみた。

購入単価 = 学習時間
購入回数 = 学習日数
継続期間 = 継続期間

この当てはめ方だと個人的にはしっくりきていない。
ただ長時間勉強すれば良いわけではなくて、学習効率が高いものをどれくらいの時間、どれくらいの期間やるのかがポイントになるかと思うので、

購入単価 = 学習効率 購入回数 = 学習時間
継続期間 = 継続期間

こんな感じになった。

その中でもやはり継続は大事だと思っていて、そうすると SaaS ビジネスっぽい考え方ができそう。 単発の大きいものよりも、継続してもらえることがかなり重要になると。

新規での獲得や一度離脱した顧客を再度獲得するよりも、単価が低くても良いから継続してもらえた方がそこにオプションやプランアップで売上を上乗せしやすい。
それと一緒で一度学習を辞めてしまうと、再度始めるのが億劫になるので、ちょっとでも良いから継続をして、追加で学習できる時間を見つけたり効率を上げるための方法を模索するのが良い。

こんなことを考えたきっかけは、自分が英語学習するときの方法についてちょっと迷ったから。
最近テラスハウスの英語字幕で少し勉強を始めたのだけども、どうせなら海外ドラマにして聞きながら学ぶ方が良いんだろうなと思った。 (英語字幕はたぶん自然な英語だし、見ながら音読するだけでも結構良い). でもあまり興味のない海外ドラマを見ても今までも続かなかったので、それなら少し学習効率が悪くても継続できる方が良いだろうなと思って考えていたら、SaaS のことが思い浮かんだ。

「ゲームにすればうまくいく ―<ゲーミフィケーション>9つのフレームワーク」を読んだ

前々からゲーミフィケーションの本を読んでみたいなと思っていたので、一番とっつきやすそうな本から読んでみた。 読みやすい本で、最後まで飽きずに読み進められた。

読んでいて、改めて可視化をすることは重要であるなということを一番感じた。ゲームの例や自動車の例などで可視化について説明がされていたが、何をどのように可視化するのかによって、ユーザーのやる気や注意点が変わるのは納得できる。 特に車のように咄嗟の判断が求められる場所では、すぐにわかるアイコンなどによって表示されるものが多いんだろうなと。

ちょっと自分のことを振り返ってみると、このゲーミフィケーションの要素が取り込まれているものは比較的継続ができる傾向にあった。 アプリで何かを学習するときに、学習時間や連続学習日数などが表示されるアプリが多いと思う。その際に学習日数が連続のときはそのまま継続したいと思って普段よりも頑張っていた。

連続学習日数を数字で表示させるだけでも良いけど、カレンダーの形式にしてそれを埋めていく方が個人的にはやった感があって好きで、そこの表示のさせ方も重要なのだと自分の経験からも感じる。

この考え方全般的に普段の仕事に取り入れられそうなので、他の本を読み進めてみたい。

エンジニアとラッパー

エンジニアが OSS や自分のプロダクト作りなどでコードを書かずに、技術ブログや勉強会の登壇などだけで評価されるのはうんぬんかんぬんってツイートを見た。(正確な表現は忘れたしどのツイートだったのかもわからんから間違ってるかも)
仕事でめっちゃコード書いてるならそれを発信していくのは大事だよねって気持ちと、確かに何を持ってその人の能力を測るかというとコードが書けるかだよなという気持ちの両方を感じた。

普段日本語ラップを聞くことがあり、特にラップバトルが好きでよく YouTube でみたり Abema で見たりしてる。
ラップバトルってラップの初心者にもわかりやすく色々な人にリーチしやすい。バトルはその場の雰囲気や相手との相性、(ちょっと語弊があるが)短い時間で盛り上げられると人の目に留まりやすく、自分の知名度を上げるにはバトルに出るのが大事だったりもする。
反対に音源となるとそうもいかず、作るのも大変だし、ラッパーとしてのスキルや人柄、全てが詰まっているのにバトルほどバズることもない。 ラッパーという括りの中でやっていくなら、音源を出すことが重要っぽくて(知らんけど)、バトルの中でも「お前音源出してないじゃん」と言われてたりもする。

それぞれの仕事のなかで一番コアな部分が、エンジニアでいったらコードを書くこと(プロダクトを作ること)、ラッパーでいったらラップをすること (音源を作ること)だとした時に
そのコアな部分をやらずに、やりやすいものだけをやってて良いの?ってのは通じるものがあるし自分の中に刺さるものがあった。 ちなみにラッパーの世界は全く知らないので、とんちんかんなこと言ってるかもw

自分が知らない技術を学ぶことの大切さ

最近改めて感じたことがあったのでメモ。何が言いたいかというと、学んだ技術をそのまま使わなくても、背景にある考え方や設計から学ぶことが多いなあという話。

ちょうど仕事で文章解析ができないかという話すが出てきて、MeCab と fastText を使ってみたり色々と検証をしている。fastText をそのまま使うことはできないかなという印象なのだけど、単語をベクトル化する、数値として扱うという考え方自体は使用できそうだと感じる機会があった。

fastText を使ってなかったら、そのアイディアは出てこなかったし、今回 fastText を使わないにしても概念は他で使えることができた。

前に関数型言語を学んだときも同様だなと思っていて、仕事の中で関数型言語を書かないにしても、その考えを自分が書くコードに取り込むことはできる。

最近あまり新しい技術のキャッチアップができていないなと思っていて、そこにはたぶん自分がそれを使うにしてももっと先になるだろうなという気持ちがあるからだと思う。直接使うものを学ぶのではなく、その背景から学ぶ姿勢に変えることで、新しいものを触りつつ自分の学びも最大化できると良いなーと思った。