「いくつになっても恥をかける人になる」を読んだ
恥に注目をした本は今まで見たことがなくて珍しいなと思いました。 自分も率先して恥を描きたいとは思っていないので、何かに挑戦するときに恥を避けるためにブレーキをかけてしまっているのではないか?と思いこの本を読んでみました。
読んでみてどうだったか
恥をかく = 投資
この考え方が本の中で紹介されてましたが、とても良い考え方だと思いました。 自分のやりたいことを恥ずかしいからと言う理由でやらないのはもったいないし、その経験自体自分のコンフォートゾーンを出る経験とも捉えられるので、確かに投資と捉えられそうです。
ちょっとした恥ずかしさから逃げていると、いつも同じことをやったり同じ人と遊んだり変化のない人生になってしまいます。 恥をかくと言う事はある意味自分の人生のちょっとした変化であり、その変化が将来につながるのではないかと感じました。
迷ったときの選択肢の選び方
もう一つ面白いなと思ったのは迷ったときの選び方についてです。 この本の中で迷った時は恥ずかしいと思う方を選ぶと言う意思決定の仕方が紹介されていました。
選択肢に直面した瞬間に恥を目印にして「迷ったときは恥ずかしいと思うほうを選ぶ」ようにすると、積極的行動を選べるようになる。これは反射的に恥を回避して消極的選択をしてしまう自分自身への戒めでもある。
恥をかく = 投資として考えればそれも納得です。 おそらくあまり大きな意思決定に向いている考え方では無いのですが、日々のちょっとした判断にとても使えると感じました。
慣れていることなどには恥ずかしさを感じることはあまりないため、恥ずかしいと思う方 = 新しい方とも捉えられます。 ちょっと前に仕事は楽しいかねという本を読んで、試すことに失敗はないということを学んだので、この考えと結びつきました。
恥をかく行動はチャンス
下記の記載があり、なるほどそのような考え方もあるのかと感じました。
このような少し恥を感じる行動がなぜチャンスに変わるかというと、他の人もあなたと同じように恥ずかしくて行動に移せていないからである。その恥を乗り越えてあなたが行動に移すことができれば、この小さな行動はチャンスに変わる。
何かに挑戦をするという文脈で考えると、みんながやっていることならおそらく恥ずかしさは少ないと思います。もちろん何事も初めての時は恥ずかしさが伴うかもしれませんが。 確かにYoutubeとかtiktokの配信なんかを想像するとわかりやすいですね。 恥ずかしさが一つの壁になっているからこそ、そこを乗り越えられる人とそうではない人に分かれ、乗り越えられた人にとってはチャンスになると。
終わりに
後半の方にはどんな行動をすると良いのか、50 もまとめてあります。すごくちょっとしたこともありますが、こちらも参考になりました。
結局はこの恥ずかしさも自分の解釈次第だと思いました。 恥ずかしいと感じるからこれは自分にとっては新しいことなのかもしれないとか、他の人も同様に感じるからチャンスなのかもしれないと、ポジティブな解釈が少しできるようになった気がします。 「仕事は楽しいかね」を読んだ際に書いたアクションは少なからず恥ずかしさを伴うものがあるので、まずはこの解釈のもと、それらを実際にやってみようと思います。